🍏 “ 青いりんご ” ( 安藤 忠雄 氏 )

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🍏 「青リンゴのまま走れ」安藤忠雄さんが語る青春と人生100年。

朝日新聞 ( 2022年12月24日 )

「青いリンゴのまま走れ」――。建築家の安藤忠雄さん(81)の信念

のひとつです。60代と70代で2度がんを患い、膵臓(すいぞう)

などの「五臓」がありません。大病後に手がけたのが、

子どものための図書館づくり。私費を投じ、

自治体に寄付し、バングラデシュでも建設を進めています。

大阪の子ども図書館には、2メートル超の青リンゴのオブジェが

あります。なぜこれを作ったのですか?

これは「永遠の青春」と名付けました。

米国の詩人サミュエル・ウルマン(1840~1924)の「青春」という

詩を大切にしています。

そこにはこういうことが書かれています。

青春とは人生のある期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ

と。年を重ねただけでは人は老いない。理想を失うときに初めて

老いがくる。70歳であろうと、16歳であろうと、その胸の内に

抱いているものが何であるのか、ということだと。

私は、本当の幸せとは、光の下にいることではないと思って生きて

きました。光を遠く見据えて、それに向かって懸命に走る。

無我夢中の時間の中にこそ人生の充実がある。

それが信念のひとつです。

この青リンゴは、10代の人がこの青リンゴを触って、

その人が50代、70代と年を重ねたときに、自分の心のありようを

見つめてもらいたいと思って作ったのです。

今日お話しすることは、人間も国も青いままの方がいい。

熟れたら、おしまい。青春のまま走る。覚悟と希望を持って。

こういうことなのですよ。


📝 YouTube で、建築家の安藤忠雄さんが、青いりんごの話を

されてました。以前から、青いりんごの話をされてましたが、

オブジェを作られていたんだと知りました。

私も、一生、青いりんごの気持ちでいたいです。

いつか見に行ってみたいです。


🍏 青いりんご ( こども本の森 中之島 ) 、( 兵庫県立美術館 )

yuki sumimoto

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